東京オリンピック3X3ラトビア代表チーム
2021年12月11日から12日まで六本木ヒルズアリーナで開催されるExpanding Lightsの期間中に、ラトビアの合宿先より東京オリンピックで初めて採用されたバスケットボール男子3X3でオリンピック初代王者の金メダルに輝いたラトビア代表チームが、六本木ヒルズアリーナに集った子供たちに向けて夢を持つ大切さについて語ります。
Expanding Lightsの詳細ラトビア代表3X3バスケットボールチームBiography
ラトビアは欧州では知られたバスケットボールの強豪国の一つで、NBAにも八村塁のチームメイトであるウィザーズのバータンス選手や、「ユニコーン」の愛称で知られるマーベリクスのポルジンギス選手などの選手を輩出している。
中でも特に3X3のバスケットボール界では男女共に強豪国として知られており、2021年に東京で開催された東京オリンピックでは、初採用された3X3バスケットボールの男子競技で準々決勝で日本代表を、準決勝でベルギー代表を破り、初代金メダリストに輝いた。
決勝のロシアとの激しい熱戦は、東京オリンピックの決勝の舞台にふさわしく互いに点を取り合う激しい一戦となった。
クルミンシュ選手が足を痛めながらもチームメイト、また金メダルを獲る為に自らテーピングを巻いてはプレーに戻り、さらに痛めたながらもまたテーピングを巻いて戻ろうとする姿にラトビアだけでなく、日本中が世界中が感動した。
日本では、その様子が漫画スラムダンクの人気キャラクター「ゴリ」こと赤城剛憲選手が「いいからテーピングだ」の名言を残した名シーンの再現のようだとSNS上でも大いに盛り上がった。
ラトビア代表チームは、小国ならではの国内での国際大会のホスト数などが反映されるオリンピック出場チームが決定される仕組みなどオリンピック出場までの様々なハードルを乗り越え、コロナ禍の開催となった東京オリンピックで調整も難しい中、見事にその実力を発揮して金メダルを獲得したが、努力が報われず、大会の中止、留学や、進学、スカウトなど夢を追いかけてきた子供たちが夢を諦めざるを得ないような厳しい状況が続く中、彼らが追った金メダルまでの夢の軌跡、そして夢を諦めない大切さを子供たちに語りかける。